Aster Mail - レビュー
hello@aster.cx
アスター メールの最大の強みは、メッセージの本文だけでなく、件名や添付ファイルに至るまでデバイス上でローカル暗号化される点です。運営側であってもユーザーのメールの中身を覗き見ることができない「ゼロ知識アーキテクチャ」を採用しており、プライバシー保護のレベルは非常に高いです。
また、Aster Mail は洗練されたモダンなインターフェースを持っています。クロスプラットフォームに対応しており、PCからスマートフォンまでシームレスに利用できます。日本語表示も不自然な機械翻訳ではなく、操作画面は美しくとても使いやすい。
更新も活発で更新履歴に出ないような細やかな改善も多く、「ちょっと変だな」と感じた UI が翌日には改善されていることも少なくありません。
ただ、Aster Mail の評価とは直接関係ない懸念点として、提供開始が2024年と比較的新しい点が挙げられます。こういった大盤振る舞いのサービスが早期に終了したり、取得や機能に大幅な制限がかかる事例を何度も見てきました。サービスの動向が不透明な部分を念頭に置いた上での利用と、早めのアカウント取得をお勧めします。
良い点
- 個人情報不要。
- 大容量の 10 GB。
- 広告、トラッキングなし。
- 美しく使いやすい画面。
- 豊富なセキュリティ機能。
- 独自ドメインでの運用。
悪い点
- 他社メールとは平文通信。
- フィルターの利用制限。
機能詳細
| 基本機能 | Webメール。(IMAP/SMTPは有料) |
| 拡張機能 | 代理送受信、自動振分、予約送信、迷惑メールフィルタ、受信拒否、署名、メール検索、キーボードショートカット、テンプレート、メッセージと連絡先のインポート、テーマの変更、エイリアス、カスタムドメイン。 |
| 追加の機能 | アドレス帳。 |
| 容量制限 | 10 GB。添付ファイル 25MB まで。 |
| アカウント期限 | 2 年 (利用規約) |
| セキュリティ | E2EE、セッションタイムアウト、ログインアラート、スパムフィルタ、二要素認証、パスキー、PGP、Onion Service。 |
| ドメイン |
|
| 開設日 | 2024年 |
| スマホアプリ | |
| 関連リンク |
機能補足
暗号化通信は Aster Mail 同士の通信のみ。他社メールとは PGP による暗号化になります。
無料プランでは、自動転送・自動返信は省略、ユーザーフィルターは 2 つまでに制限されています。
検索は日本語にもマッチします。
広告と IP アドレス
| メール画面 | WEB送信 |
| 付かない | 付かない |
| WEB送信 |
| 付かない |
エリアス
エイリアスの種類は豊富で実用性が高い。
メールエイリアス
完全別名のメールアドレスを 5 つまで登録できます。
設定 → エイリアス → エイリアス(タブ)

使えるドメインは@astermail.orgと@aster.cxの 2 種類。
乱用防止の制限で作成したエイリアスを削除するには最低30日後からです。
一時的に無効にする機能があり利用には問題ありません。
ゴーストエイリアス
30日間有効の使い捨てメールアドレス。
設定 → エイリアス → ゴーストエイリアス(タブ)

送信も可能。
ゴーストエイリアスはメールの新規作成画面から追加します。
設定から有効期限の延長と無効化ができます。
拡張アドレス
+と.を使った拡張アドレスの利用が可能。
hello+arinco@aster.cx = hello@aster.cx
he.llo@astermail.org = hello@astermail.org
+以下の文字列は認識されません。
.は文字として扱われません。
ドメインエイリアスはなし
○○○@aster.cx ≠ ○○○@astermail.org
○○○@aster.cxのアカウントは○○○@astermail.orgほかのドメインも占有しますが、無料プランでは受信も送信もできません。
メールエイリアスへ登録すれば送受信可能です。ただ、これに登録枠を消費するのはもったいない。
インポートとエクスポート
メッセージ
【インポート】
設定 → インポート → インポート
【エクスポート】
設定 → インポート → メールをエクスポート
Gmail と Outlook は自動インポートが可能。
連絡先
【インポートとエクスポート】
連絡先 → 連絡先を管理 (上段三点メニュー)
vCard と CSV 形式
【エクスポートのみ】
設定 → インポート → メールをエクスポート
vCard と json 形式
右側の連絡先アイコンにはメニューがありません。
紹介リンク
